二酸化炭素 排出量取引

排出量取引とは

排出量取引とは、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)の排出量を低減するために、CO2の排出超過分や不足分を国や企業が市場で取引する仕組みのこと。京都議定書(2005年に発効)では、1990年当時の温室効果ガスの排出量を基準として、日本や欧州連合(EU)の排出量の上限値を数値目標として決められている。(英語ではEmission Trading)

 

■国内排出量取引制度(環境省)
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/det/index.htm
環境省による、国内排出量取引制度に関する基本的な情報とリンク集などをまとめたページ。

 

■社団法人海外環境協力センター/京都メカニズム情報プラットフォーム
http://www.kyomecha.org/index.html
京都メカニズムに関する情報や基礎知識を普及するために、政府が開設し、海外環境協力センターが運営しているホームページ。

 

 

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背景と問題点

■背景
この「排出量取引制度」の導入された理由は、温室効果ガスの排出量を削減する費用が国や産業別によってさまざまな違いがあるため。未発達の技術を用いている開発発展途上国では、先進国の排出量削減技術を導入することで温室効果ガスの排出量は比較的簡単に削減できる。

 

しかし、これとは対照的に先進国では温室効果ガスの排出量削減のための新技術開発の多大の資金が必要となる。従って、これらの費用のバランスを世界全体で考え、市場原理に生かして社会全体で排出量の削減費用を最小限で済むように考えられたシステムである。

 

■問題点
先進国が積極的に排出量取引を行うと、温室効果ガス削減に必要な新技術開発が遅れ、削減が難しくなる。また、これを行うと地球全体の温室効果ガスが逆に増える危険も出てくる。このため、それぞれの国や企業に対して排出量取引量の上限値が定めらられることになった。

 

 

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